折れ曲がったジェットコースター。
窓の外れた観覧車。






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参加者(0):ROM(1)
Time:02:34:58 更新


ご案内:「遊園地」に女子高生の気配。 (08/07-10:39:10)
ご案内:「遊園地」からチャコールの気配が遠ざかる…。 (02/27-18:06:06)
チャコール > 
(にゅるり。
まるで大きな舌に全身を舐められたようだった。

一瞬硬直し、即座に身構える。
空気が粘土ほどに柔らかくも固く、重い。
異形がすぐそこにいる。今にも目に留まりかねないほど近くにいる。
ここが潮時というには近すぎるくらいだ。

周囲に目線を走らせながらじりじりと来た道を後退する。
ミラーハウスの角を曲がり、広い空隙を避けてアトラクションの合間へ。
ある程度異形の吐息が薄まったことを感じると、チャコールは一目散に入場口めざして走り去った)
(02/27-18:06:01)
チャコール > 
(全身の皮膚感覚が少しずつ研ぎ澄まされていく。
ぴりぴりと脳の端で静電気が散っている。
どこにいる、どこから来る、と向こうも神経を張り詰めているだろう。
そう思うと笑いさえ零れる気がする。

吹きさらしの屋外にチラシ類などが都合よく残っているわけもなく、
アトラクションの説明書きも風化してしまっている。
無意識にポケットを探り、そこに収められている小さな紙片を軽く握った。
いつだったか学校で見つけた、日焼けして文字の判読も難しい何かのチケットだ。
もしかしたらここのものかもしれないと思い、念のため持ってきている。

あとどれだけ探れるだろうか。あともう一歩だけ、できれば二歩、あわよくば三歩くらい。
胸にひりつくものを感じながら、壁に穴の空いたミラーハウスの角を曲がる。)

(異形の気配:88) (02/27-17:52:08)
チャコール > 
(どこからやって来る、強いて言うならどの方向にいると思う。
自分に問いながら進めていた足をぴたりと止める。
獣の吐息が滞留しているような、生温く体にまとわりつく大気。
異形の気配が明らかに濃くなっている。

数秒、チャコールは逡巡した。
このまま探索を続ければ襲われる危険は低くない。
手傷を負うかもしれないし、位置関係によっては逃げ切れるとも限らない。
半固形の瘴気が混じっているような空気を、努めて静かに吸う。
何度かの呼吸で判断を落ち着け、もう少しだけ、と足を踏み出した。)

(異形の気配:63) (02/27-17:43:16)
チャコール > 
(……ぬるりと。生ぬるさのような、粘っこさのような感覚が吸う空気にわずかに混じる。
異形の気配だ。
余計な音を立てないよう一層足下に気をつけながら、女は死に絶えたアトラクションの隙間を縫って歩く。
少し大きな瓦礫を乗り越えた時、服の内側に固定したシェルケースがカシャリと微かな音を立てた。)

(異形の気配:61) (02/27-17:35:33)
チャコール > 
(肌を切るような冷えた風がジェットコースターの骨組みの合間を通り抜けて、ひゅう、と寂しげな声をあげた。
宙を飛ぶ大きな蛇のような、ぐねぐねとそびえ立つレールに目を遣る。
塗装は色あせているが、まだ倒壊しそうな様子は感じられない。
ひととおり観察して地上に目を戻す。)

(異形の気配:24) (02/27-18:06:01)
チャコール > 
(じゃき、ざく、じゃくん。
風化したコンクリートの砂礫、錆びた鉄片、細かく割れたプラスチック。
彼女が踏んで歩くそれらは全て、何時かの夢のかけらだ。
ひやりと耳元を撫でた冷たい風に、女は燃えるような髪をかきあげた。)

(内側に色々な道具を仕込んだワンピースは、一歩ごとに重みでしゃなりしゃなりと揺れる。
この数か月のうちに随分と度胸もついてきたものだ。
放棄されたアトラクションの周囲を沿うように歩き、
あまり広い場所で無防備に姿を晒さないよう気を払いながら女は遊園地の内部を見て回る。)

(異形の気配:0) (02/27-17:22:57)
ご案内:「遊園地」にチャコールの気配。 (02/27-17:14:14)