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参加者(0):ROM(1)
Time:02:35:08 更新


ご案内:「荊の森」からの気配が遠ざかる…。 (12/26-18:23:30)
> 
【剣呑に眉を顰めた後、妙な謗りを胸中で吐き出して両腕を組む。
 拠り所にしている何れの場所にも赴かず、
 寝心地も良くない荊に抱かれるのも流石に飽いた。】


―――…は、


【一人腹立たしさと、異形と見えた時の高揚を思い出して笑うことも少なくなった。
 腹を破かれたことは不満だが、中々に楽しい立ち合いだったと思う。
 そして、己の身が亡ぶとどうなるかも知り得ることが出来た。】


なァ、亘。


【既に白檀の香も分からなくなった。
 端を吊り上げた唇を舐めても、あの青臭い血の味はしない。】


面白くなってきたものよな。


【私を喰らうのは、私が御前を喰うよりもずっと難しい。
 流れるはずの血は直ぐに赤い羽根となり、それも黒く腐食し、血につく前に砕け散る。
 どれ程の早喰らいなら、我が身の味を知ることが出来ようか。
 せめて、この身に牙を立てた瞬間の手応えのなさに呆ける貴様の顔くらいは見物してやりたいが。】


… …。


【先ずは、久方ぶりに甘味を喰いたくなってきた。
 次に目を覚ましたころに、塒の何れかを選んで強請ろうと腹に決めて。】


汁粉がいいなァ。


【何ぞ宣って、朝焼けに似た眸を瞼の裏に押し込めた。】

燐の自己回復
 燐【74→82】【SP 6→5】 (12/26-18:23:06)
> 
燐の自己回復
 燐【46→51】【SP 7→6】 (12/26-16:54:58)
> 
【朽ちる間際の、静謐な凝り。
 眠り続けるは荊姫などでは無く、枯れた木々の枝に身を預けた傲慢な烏風情。
 骨の白さで肌を染め、紅のように赤い羽毛をちろちろ降らす。
 人間どころか獣も近づかぬ荊の中心で、】


くく…、なァるほど。
此れは喰らうにも難儀するはずさね。


【その中心に聳える枯れた大木の枝にて、
 酷く寛いだ姿勢で身を預けた烏の囀りがまろぶ。
 常なら一つに括られている髪-ぐし-も、今は括らず、枯れた人の手に似た小枝に好きに梳かせたまま。

 異形に貫かれた風穴を空けた胸下あたりを擦れば、はらはらと赤い羽毛が幾らか落ちる。
 もう幾日も此処で惰眠を食い潰してはいるが、】


… … 。


【零れ続ける赤い其れは未だ完全には消えず。
 木の根元に落ち続けているにも拘らず、落ちる途中で灰の如き屑へと転じるが故
 無感情な面差しで視線を落とす烏の眼には、冷たい土に根を張り続けるしかない荊の群れしか映らない。】


―――異形め、


【妖物と呼ばわれる己らとも交わらぬ、異物めが。】


喰らえるものなら、喰ろうてみせろ。


【その口の中を羽毛塗れにしてくれようぞ。
 唾液吸われ尽くして窒息してしまえ。】

燐の自己回復
 燐【38→46】【SP 8→7】 (12/26-16:54:19)
ご案内:「荊の森」にの気配。 (12/26-16:19:50)
ご案内:「鎮守社」からの気配が遠ざかる…。 (10/25-00:29:03)
ご案内:「鎮守社」からの気配が遠ざかる…。 (10/25-00:23:29)
> 
【招き、唆し、喰い散らかすのは烏の領分。
 散らした供物を土塊で孕み、腐らせ、循環に抱きなおすのは亘の領分。

 愛玩動物として迎えられる、猫のようには甘えずとも。
 
 曇天に伸びる木の枝に止まり、囀り、巡りの品を土へ還すくらいは出来るから。】

くく…、よく云う。

【戯れによく動く口に、浅い安堵の吐息を織り交ぜた声を落とす。
 細やかな柔さなど、嘲り歪んだ紅の唇が直ぐに消してくれるから。
 悪食と示された唇を舐め、殊更不遜に亘へ流す、澱んだ月色の眸を―――】

喰うてみなければ分からないさ。
生血は美味いと、聞いたこともある。

【僅かばかりの倦怠感に浅く伏せて。

 まァ、御前のは不味い。
 そう嘯く事すら済んだのなら、次の戯れを共にすることを了承する頷きと共に
 手で押さえるどころか噛み殺すことすらしない欠伸を囀りの代わりとし。】

…なに、毛ほども面白い事などなかったさ。

【御前が眠ってる間に、享楽などない。
 そんな甘い囀りは当然に、寝物語の代わりにでも吐いてはやらんが。

 亘の身にも存分に沁み込んだ白檀の香が漂うのなら――
 遊び相手にもならぬ異形の幻影への不満を、
 何処へも飛び立たずに蔓延る蔦を身を埋めて、
 翼を休める間の時潰しとしようか。】
(10/25-00:06:30)
> 
ならば、そうなるよう獲物を招け。
不吉を蜜事の如く、人々に囁くのは御前の十八番だろう…?
獲物が集い、存分に森が満ちれば、土の一つも柔くなろうよ。

【棘ある囀りは、存外、甘い言葉より耳当たりがいい。
 ついぞ、その喉を、その声の根を擽って撫でてみたくなる。

 …それを艶やかに紡ぐ鳥を、森に絡めたいと言う望みすら。】

くく、忌むなら口にせねば良かろうに。
悪食にも程があるぞ。御前らしい。

【布を食む燐の唇に、人とも草とも知れぬ匂いと味をしたためて、
 亘がふいと顔を背けると、残った曼珠沙華が一斉に散った。

 もう、亘の身に傷はない。
 代わりに、燐が何かを負ったのだろう。
 …察したところで、何が出来るでもないのだが。】

次は、共に彼奴らと戯れようぞ。
そうして、御前は我を喰えぬ事を傍で嘆いておればいい。

【ほどなくして、戻って来た蔦に白檀を焚かす。

 与えられず、奪うばかりが性分の亘のこと。
 鳥の傷を、自らの手では埋められぬから。
 気紛れの癒しを受けても、気紛れの癒しは返せぬから。】

我が眠っていた間、何があったか聞かせてくれ───…

【ただの暇潰しだと戯れて、鳥の嘴に物語をねだろう。
 白檀の香が満ちるこの部屋で、鳥が囀り飽いて眠るまで。

 水すら濁さず飛び立てる鳥が、何処を飛んだか知りたいと。
 久方ぶりの煙管を嗜みながら───】
(10/24-23:56:18)
> 
【最後に土にすら抱かれぬ身と知って、
 尚も紡ぐ戯言の音色。
 柔さもない、枯れた蔦の癖に
 その奥に潜む華の蜜の甘さをチラつかせる其の指が嫌いだ。】

そうさな。
…其の時は先に腐葉土となって、もう少し寝心地を良くしておいて欲しいものだ。

【其の身は硬いぞと不満を紡ぎ、
 傷元から離れて向かう指先は汚れた亘の背中へ。
 隆起する背骨の括れまでを探るように、滑り蠢く怪鳥の爪。
 ―――貫かれた傷の在処を暴くよな、柔肉啄む唇は血の滲む辺りに一度寄せて。】

嗚呼、早く焚け。
この臭いは…、不快だ。

【あぐりと汚れた衣ごと唇で噛み付いたなら、
 渇ききれぬ紅色を唇に移したうえで、結局は気に入らぬとほざいた。
 
 好かぬ臭いを纏う御前になど、纏わりついておられぬ。

 はたり、仰ぐ手前の衣に染み入った白檀を求めて身を剥がし、
 袖口で紅色を結局は拭いながらも】

御前の死肉を食む機会を逃すのも惜しいからな。
編み終わったなら次は共についてやる。

【ゆっくり休めとは申さず、
 手前の翼が鈍る前に早うと―――急かす怪鳥の弄ばす風は今一度、
 漂う馨りを打ち払うために、自らの香まで撒き散らすか。】
亘を回復。
【97→100】
【 100→90 】【SP 11→12】 (10/24-23:19:32)
> 
傷にも耳にも障りはせんよ。
我を何だと思うておる。

【聊か、負け惜しみめいた口調となった。】

…………。

【静かに降りくる、雪のような柔らの風ひとすじ。
 冷たい夜の色を宿すくせ、
 流れ込むそれは陽の温さにも似て───
 自然と、安堵めいた息が喉を震わせた。

 途端、曼珠沙華がすうと色を失い、透き通って消えて行く。
 亘から遠い場所から、一厘、またもう一厘と、
 失せた血が戻った事を示すように。】

渡り鳥とて、巣をかけ、山の実を啄むだろうよ。
それに───…鳥は、

【ふ、と笑みの息を吐いて身を起こす。
 そのついでに、燐の項に手をかけて、
 屍に寄り付く茨の如く抱き寄せて、】

…鳥とて、土に還るものだ。

【妖物が土に還らぬと───
 還れぬと知っての戯言を、燐の耳に懐かせよう。

 死ねば散るばかりの妖物を、森の懐に招けぬと知っていながら、
 御前の還る場所は、朽ちる場所は此処だと勝手な事を並べ立てて。】

眠り過ぎて飽いた。久方ぶりに、香が欲しい。

【白檀が良い、と囁いて燐の耳朶から唇を離す。
 何の香でも構わぬ癖に、敢えて鳥の好む白檀を蔦の群に運ばせる。】
(10/24-23:11:36)
> 
【揺するばかりの風は、
 花の香を散らすだけ。
 満足な力も与えてやらず、
 震える怪鳥の喉は笑みを籠らせ。】

強請り足りぬぞ、亘。

【もう僅かばかりでも、
 くれてやりたいと思わせろと。
 いつにない状況を愉しみ始めた怪鳥が、
 亘に握らせた指先を蠢かせ傷を撫でる。】
(10/24-22:37:41)
> 
ふ…、言葉の棘すら傷に障るか?

【軟弱な。
 其処にいた証すら異形に喰われれば消える己と、
 容易く散って紅咲かす“人間”の御前。

 握り込む指の冷たさと、獣を嘲る愚弄の声。
 
 被せる囀りは、釣餌のように。
 欲しいものを引きずり出す音色で、白檀の香りを連れ、
 亘の白い面差しに降った。】

ふん…、渡り鳥とて勝手に居着くものだろう。
矮小な事を云う。

【去る時には、水面すら濁さず失せようぞ。
 死肉を散らすことも、温もりを残すこともせず。】

私の全ては私のモノだ。
地を這う荊如きにくれてやる身などない。

【私が供物だと。】

戯れはもう少し愉しみがいがある時に云え。

【御前こそ――。
 束の間我が身を沈めているだけの枯れ巣だとばかりに
 手酷い囀りばかりをその唇に掠めさせ。

 不意に凪いだ風だけが、仄かな温みを孕んで花弁を揺すったが。】
亘を回復。
【83→85】
【 100→98 】【SP 10→11】 (10/24-22:37:41)
> 
棘のある囀りをしてくれおるな。
この我を、鳥が只人と言いよるか。

【髪の帳で作られた影を受け、
 ゆるり、物憂げに麹塵を伏せる。

 傷に伸ばされる妖物の指に、
 するりと亘の指を重ね、
 ほんの少し握り込んで、】

共など連れた試しはない…。
連れようにも、獣共は、異形を恐れて此処の森より出ようとせん。

【森の狩人を気取る彼らも、
 異質には尾を股に巻き後ずさるのだ。

 それとは無縁な獣が在るなら、
 嗚呼、この夜の鳥ぐらいのものだろう。

 見下ろして来る面差しは美しい。
 美しいが、只人なら、背筋の凍るような感覚さえ覚える幽玄の美だ。
 屍を啄む鳥が纏う、美しさと危うさにも似た気配───

 …思わず、物欲しげに亘の喉が鳴った。】

ほう、我が言わねば呑ませぬ気だったのか?
勝手に居付き、羽を休めている間借りの鳥が。

【素直な礼を紡げぬ口が、
 寄越せと怪鳥の好意を強請る。】

此処は我の庭、我そのものぞ。
羽を休めるなら、相応の礼はしてもらわねばな。

…とは言え、屍になった鳥は長く持たず不味い。とてもではないが、喰えたものではない。
我に血肉を捧ぐなら、屍になる愚行を犯さぬよう、せいぜい加減をすることだ。
(10/24-22:29:10)
> 
【解れ。綻び。
 その身の裂け目から溢れる錆び色。
 失い続ければ寂びれを引き連れる燃ゆる夕陽のような――】

たわけが過ぎるぞ、亘。

【塞ぎきれぬ傷は、“人間”の其れだ。
 今までも改めて亘の性質について問うた事はないが、
 少なくとも、】

御前は人間だろう。
共も連れずに遊ぶなど、危険を知らぬ児戯に等しい。

【瞼の隙間より覗く麹塵がくすんでいる。
 絡み合う蔦の上、
 編み込みに無理矢理割り込む様に、
 蒼白い手前の指先を、その傷に触れたがるように伸ばし遣り。】

どうする…?
私の力も呑んでみるか。

【無様だと嘆くなら、
 他者からいつも通り喰らって取り込むかと。
 射干玉の檻に閉じ込めんと、真上から覗く怪鳥の肩から
 滑る、黒糸の簾。】
(10/24-21:57:22)